インドの自動車リコール事例(180730)

インドは中国に次ぐ世界第2位となる人口を有する国であり、2018年時点での人口は13億人を超えています。そのマーケットの潜在性から、現在国内でもさまざまな企業が進出を検討しています。

一方で、インド国内の自動車保有率は先進国と比べるとまだまだ低く、2015年時点の保有台数は、日本7,740万台、米国2億7,220万台、中国1億5,830万台に対して、インドは4,180万台となっています。この数値は欧州各国と同水準ではありますが、人口比率で見れば圧倒的に低い数値であり、保有率は高くない状況にあります。

また、リコールに対する考え方も現状では確立しておらず、政府や消費者の認識も低いというのが実態です。しかし、リコールに関連する法案の策定は検討されており、中国と並び、今後のリコールリスクが潜在している国であると言えます。

本稿では、インドの自動車工業会が公表しているリコール事例について翻訳した情報を一覧にまとめて示したいと思います。また、調査にて判明したインドの自動車リコールの現状についても一部触れていきます。本資料が貴社のPL対策やリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:インド、自動車、リコール、事例
*地域:インド

上記は、SOMPOリスクマネジメント社で配信している『PL調査レポート』のタイトルと概要です。