2017年食中毒統計――食中毒の現状と傾向(180611)

食品は、一般消費者にとって、最も身近で必要不可欠な製品の一つであり、日々、大量生産と消費がおこなわれています。しかし、食品には「人が口にする」「消費されるまでの時間が短い」「基本的には保存期間が短い」など、一般の工業製品とは異なる特徴もあるため、万が一、食中毒など食品にまつわる製品事故が発生した場合、被害が拡大しやすい製品群といえます。

2017年は1月と2月に、学校給食のノロウィルスにより総勢1000人以上もの被害者が出る大規模食中毒事案が発生してしまいました。調査の結果から、下請けの海苔業者が原因ということが発覚し、その工場内では素手で食品を取り扱っているという事実が発覚するなどして話題となりました。

今回のPL情報では、厚生労働省が発表している食中毒統計資料に基づき、2017年に日本で発生した食中毒の状況をまとめました。食中毒の現状とリスクを把握するという点で、本資料が貴社のリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:製造物責任、PL、食中毒、食品
*地域:国内

上記は、SOMPOリスクマネジメント社で配信している『PL調査レポート』のタイトルと概要です。