2016年食中毒統計――食中毒の現状と傾向(170628)

食品は、一般消費者にとって、最も身近で必要不可欠な製品の一つであり、日々、大量生産と消費がおこなわれています。しかし、食品には「人が口にする」「消費されるまでの時間が短い」「基本的には保存期間が短い」など、一般の工業製品とは異なる特徴もあるため、万が一、食中毒など食品にまつわる製品事故が発生した場合、被害が拡大しやすい製品群といえます。

2016年は、8月にO‐157による大規模食中毒事案が発生しており、100人近い被害者に加え、10名もの死亡者が出た事案となっています。さらに、ノロウィルスの患者数も例年通り1万人以上発生しており、食中毒リスクは依然として高い傾向を維持しているものと考えられます。

今回のPL情報では、厚生労働省が発表している食中毒統計資料に基づき、2016年に日本で発生した食中毒の状況をまとめました。食中毒の現状とリスクを把握するという点で、本資料が貴社のリスクマネジメントにお役に立てば幸いです。

*キーワード:製造物責任、PL、食中毒、食品
*地域:国内

上記は、SOMPOリスクマネジメント社で配信している『PL調査レポート』のタイトルと概要です。