食品による歯折損PL訴訟の解説(210927)

日本国内における製品の事故件数やPL訴訟件数は、確認されている範囲においては減少傾向にあるとされています。そのような情勢の中、ここ数年において、食品が固いこと、または固い異物が原因で「歯が折れた」と主張される訴訟判決が立て続けに4件発生しています。

このような食品による歯が折れたという事象については、消費者から食品企業に直接相談や問い合わせがなされたり、消費者庁に事故として相談されることはよくあることです。しかし、これが訴訟にまで発展するということは、これまでの国内のPL訴訟事例を見る限りでは確認できませんでした。

本稿では近年判決が下された各4件の食品による歯折れの訴訟事例について、それぞれの訴訟を解説し、食品以外の製品でも共通するポイントについて紹介することとします。

本資料が貴社のPL対策やリスクマネジメントに、少しでもお役に立ちましたら幸いです。

* キーワード:食品、歯折損、PL、訴訟
* 地域:国内

上記は、SOMPOリスクマネジメント社で配信している『PL調査レポート』のタイトルと概要です。