最新国内PL訴訟から見る使用条件とPL(220426)

国内における製品事故は、年々減少傾向にあり、独立行政法人製品評価技術基盤機構(通称NITE)における事故報告件数は2010年に5,000件近くあったものが、2020年には2,000件を切る件数まで減少しています。これは日ごろの企業側の製品安全対策の賜物とされています。

他方、そのような中でも使用者の誤使用による事故は、毎年一定数報告されています。どんなに安全上優れた製品であっても、その使い方や条件に誤りがあるまま使用されると、製品自体の対策では防ぎきれないことも起こってしまいます。

今回のPL調査レポートでは、このように使用条件を逸脱して使用したと思われる状態で起こった事故に対して、訴訟にまで発展してしまった国内におけるPL訴訟事例を2件ご紹介します。1件は令和3年、もう1件も平成30年と、いずれも近年判決の出た事例であり、今の時代にどのような判断が下されるかという観点でも、重要な判例となっています。本レポートではこれらの訴訟のポイントと、どのような対策が必要かについて、まとめています。

本資料が貴社のPL対策やリスクマネジメントに、少しでもお役に立ちましたら幸いです。

* キーワード:PL、製造物責任、国内、訴訟、除草剤、自転車、警告
* 地域:国内

上記は、SOMPOリスクマネジメント社で配信している『PL調査レポート』のタイトルと概要です。