製品事故と警告表示 Part1(240628)
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))の事故情報データベースによると、設計、製造という製品そのものが原因となった事故だけではなく、表示が要因として分類されている事故も数多く確認されます。
そこで本稿では、表示が要因となっている事故事例を抽出したうえで、表示において配慮すべき気を付けるべきポイントを整理し、各事例に対して見解を示します。
なお、製品別に事故事例を抽出した結果、多くの事例が確認されたことから、レポートを3回に分けて発行することとしました。それぞれのレポートの対象製品は下記となっています。
<Part1> 家電製品、 家具・住宅用品
<Part2> レジャー用品、 乗物・乗物用品、身のまわり品
<Part3> 繊維製品、台所・食卓用品、乳幼児用品、燃焼器具、保健衛生用品
※この製品分類はNITEで定義された分類を使用しています。
※便宜上、製品分類別に事例を紹介していますが、表示の考え方という視点では、どのような製品の事例も非常に参考となるため、自社取扱製品以外の製品分類の事例も確認されることを推奨します。
本資料が貴社のPL対策やリスクマネジメントに、少しでもお役に立てれば幸いです。
* キーワード:製造物責任、PL、製品事故、製品安全、表示、取扱説明書、家電製品、家具・住宅用品
* 地域:国内