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企業リスク情報誌『SAFETY EYE』
No.5(2000年4月発行)インフォームド・コンセントとカルテ開示
医療・介護
従来から、「インフォームド・コンセント」は医療者側から論じられ、患者のニーズがどこにあるのかという議論が欠けています。 本誌では、患者のニーズに焦点をあて、米国の考え方を含めて患者満足度とコミュニケーションの視点から「インフォームド・コンセント」を解説しています。また、医療事故・医事紛争の増加を背景として、カルテの意義について見直す必要があり、「医療訴訟に対するカルテの取り扱い」や「看護記録の重要性」の視点から解説しています。
さらには、新たな情報提供システムである「カルテ開示」導入を前提とした取り扱いについても併せて解説しています。
さらには、新たな情報提供システムである「カルテ開示」導入を前提とした取り扱いについても併せて解説しています。
第I章 インフォームド・コンセントのあり方について
はじめに
Practice Autonomy の特徴
患者満足度とコミュニケーション
アメリカ法の特徴
第II章 医療訴訟
医事紛争の増大とカルテの意義
医療訴訟の現状
医事紛争の現状
ナショナル・アカデミーの取り組み
医療訴訟とカルテ
看護記録の重要性
第III章 カルテ開示のとらえ方
診療契約によって患者にカルテを閲覧させる義務を生じるか
東京高等裁判所判決の内容
医事紛争とカルテ開示よりよい診療のための情報提供をめざして
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