気候変動への適応とレジリエントな社会に向けて
企業経営にとって、気候変動リスクの高まりは避けられない問題となってきています。また、気候変動に伴う自然災害の脅威も年々高まりつつあり、企業におけるリスク管理では、気候変動への適応や大規模な自然災害でも耐えうるBCPの強化が求められてきます。
そこで今回は、リスク管理の第一人者である蛭間氏にご登壇いただき、グローバルな視点からの企業のリスク管理について講演いたします。 また、気候変動や防災・減災への対応を支えるSOMPOリスクマネジメントのツールをご紹介しつつ、企業に求められる気候変動やBCPの対応について、SOMPOリスクマネジメント株式会社のコンサルタントが解説いたします。
開催概要
日時
2023年4月24日(月)13:30~15:00
(※アクセス開始 13:20~)
開催方法
オンラインで開催
※本セミナーはzoomウェビナーを使用して実施します。
※お申し込み時にご登録いただいたアドレス宛に、アクセスID、パスワードをお送りいたします。
参加費
無料(事前登録制)
定員
500名
主催
SOMPOリスクマネジメント株式会社
損害保険ジャパン株式会社
プログラム
■13:30-14:00
第1部 危機管理経営の危機を管理する_気候危機を例に
世界経済フォーラム「グローバルリスク2023」が指摘する気候変動関連リスク、自然災害・異常気象リスクなどを解説いたします。あわせて、気候危機に関する議論や、防災等に関する国際標準化動向など、防災のビジネス化・産業化に関する最新動向を提供いたします。
講師:日本政策投資銀行
業務企画部 イノベーション推進室 調査役 蛭間 芳樹
2009年、株式会社日本政策投資銀行入行。営業部門、サステナビリティ企画部を経て、2020年より現職。東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター協力研究員。国連、世界銀行、世界経済フォーラム、世界防災フォーラム、APEC、内閣府防災、国交省、経産省など、防災・BCP/BCM・危機管理・災害レジリエンスに関する内外専門委員会への参画など活動は様々。著書に『責任ある金融』(きんざい)、『ホームレス・ワールドカップ日本代表のあきらめない力』(PHP研究所)、『日本最悪のシナリオ』(新潮社)、『気候変動リスクとどう向き合うか』(金融財政事情研究会)など。公益財団法人日本ユースリーダー協会 第4回ユースリーダー賞受賞、世界経済フォーラム ヤング・グローバルリーダー2015選出(2018年からYGL日本代表、2020年からYGL Local Championsメンバー)
■14:00-14:30
第2部 気候変動リスクの高まりと企業における対応
最新の科学的知見に基づいた気候変動リスクの現状と企業に求められる対応について解説いたします。
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社
デジタル事業本部 アナリティクス第2部
上級研究員 鶴島 大樹
大学院で環境科学(主に気候学)を専攻。環境・建設コンサルティング会社を経て、2021年SOMPOリスクマネジメント入社。専門は金融機関をはじめとした民間企業等における風水害リスク計測および気候変動リスク分析。コンサルタントとしては、主に気候変動の物理的リスク(風水害リスク)の分析やTCFD提言に沿った情報開示支援等に従事している。上記以外に、気候変動物理リスク分析のためのPF開発等に携わっている。
■14:30-15:00
第3部 レジリエントな企業に欠かせないリスクの情報管理
気候変動に伴う気象災害リスクの高まりを見据え、企業におけるリスク管理の在り方を解説いたします。
講師:SOMPOリスクマネジメント株式会社
リスクマネジメント事業本部
事業開発部長 末岡 正嗣
大学院で地球科学を専攻。土木コンサルティング会社を経て、2007年損保ジャパンリスクマネジメント入社(現SOMPOリスクマネジメント)。専門はシステム監査、危機管理。コンサルタントとしては、金融機関、製造業、流通業などの民間企業の危機管理(BCP策定、サイバーセキュリティ、金融リスク、演習企画・運営等)に従事し、数多くの案件のプロジェクトマネージャーを担う。現職では、リスクマネジメントに関するサービスやシステムの開発に従事。
申込方法
下記の「セミナーに申し込む」よりお申し込みください。
※お申し込み期日は4月21日(金)17:00までとさせて頂きます。
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