投資助言業務

投資助言業務

調査・分析・評価

概要

金融商品取引法に基づく投資助言業務として、ESG調査・評価およびCATボンドポートフォリオの構築支援を行っています。

ESG調査・評価

日本の上場企業のESG(環境・社会・ガバナンス)への取組に関する以下の調査・評価を毎年実施しています。

  • 環境経営調査(ぶなの森 環境アンケート)

    環境への取組についての調査・評価

  • ESG経営調査(企業の誠実さ・透明性(倫理性・社会性)調査)

    環境・社会・ガバナンスへの取組についての調査・評価

  • サステナビリティ評価

    上記の2つの調査の結果等に基づく総合評価

また、調査・評価結果に基づくESGスコアの算出や、企業へのESGに関する取組状況のヒアリング、企業不祥事のモニタリングに加え、企業のESG評価と財務・株式価値との関係性の実証研究等を実施し、ESG投資を行う運用会社に対して評価データを提供しています。

ESG調査・評価の方針

金融庁が20221215日に公表した「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」(以下「行動規範」)の趣旨に賛同し、その受け入れを表明するとともに、行動規範の遵守状況を公開しています。

「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」への賛同・受入表明

ESG調査・評価の手法

有識者委員会

ESG投資の拡大やそれに伴う規制の強化、また企業による情報開示の充実等を踏まえ、ESG評価機関としての今後の在り方や調査・評価の高度化について、客観的な立場からの意見を聞き、助言を受け、改善に活かしていくため、社外の有識者で構成された委員会を設置しています。

委員会メンバー(敬称略、五十音順、所属(役職)は2024年12月時点)

竹ケ原 啓介
(委員長)
政策研究大学院大学 教授
大村 恵実 CLS日比谷東京法律事務所 弁護士
小崎 亜依子 一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所 リサーチフェロー等
円谷 昭一 一橋大学大学院経営管理研究科 教授
福井 光彦 青森大学社会学部 特任教授(東京キャンパス)

第1回 有識者委員会(2024年6月)

当社にて検討していた金融庁の「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」に対する賛同・受入の表明案を付議しました。議論を踏まえて、当社は「行動規範」への賛同・受入を表明しており、今後、透明性の向上や独立性の確保、利益相反管理体制の強化等にさらに取り組んでまいります。

CATボンドポートフォリオの構築支援

保険会社のグループ会社として世界各国の自然災害リスクに関する調査、研究、分析業務を担ってきた知見に基づいて、CATボンド*個別銘柄に関する元本毀損確率や期待リターンを評価しています。また、自然災害リスク評価モデルと数理的手法を組み合わせ、自然災害リスクの相関を考慮した最適地域分散を実現するボンドの選定を行い、お客様の運用方針に基づいて、投資リスクに対するリターンが最大となるCATボンドポートフォリオの構築支援を行っています。

  • CAT(Catastrophe=大災害)ボンドは、予め定められた要件を満たす災害が期限内に発生しなければ投資家が元利金を受け取れる一方、条件を満たす災害が発生した場合は元利金の一部または全部が失われボンド発行者が資金を受取る仕組みの債券。

投資助言業務に関するお問い合わせ