地震・津波
地震・津波PML評価(地震リスク評価)
調査・分析・評価
概要
2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震では、建物の耐震性能に関る被害だけでなく、地盤の液状化による被害も起きています。
SOMPOリスクマネジメントは保険会社としての実績と知見を基に作成した「地震リスク評価システム」を用いて、デューデリジェンスを中心とした建物の地震PML評価はもちろん、さまざまな施設や土地に関する地震リスク評価を行い、地震発生時の被害を定量的に把握し、災害リスクの低減策を提案します。
サービス内容
地震PML評価
個別の建物を対象とした地震PML評価です。
被害要因として地盤の液状化被害、建物(構造体・仕上げ)被害、建築設備被害を評価します。
当社の地震PMLは、「50年間での超過確率10%の損失(PML3)」による評価です。
- レベル1
建物概要、建築図面、構造図面などを基にした地震リスク簡易分析 - レベル2
レベル1に加えて、構造計算書を基にした建物固有の構造的特徴を考慮した地震リスク詳細分析 - レベル3
レベル2に加えて、現地調査による建物の劣化状況、設備の固定状況なども考慮した地震リスク詳細分析
ポートフォリオ地震PML評価
広域に分散した建物群を対象にした地震PML評価です。マルチイベントモデルを構成する多数のシナリオ地震を対象に地震ごとに建物群の損失を計算し、建物群の地震PMLを評価します。
地震リスク評価
地震や地震動強さを特定しての建物や土地の地震リスクを評価するサービスです。
地震危険度、建物の強さおよび建物固有の性能を基にして新耐震基準による設計の建物も評価します。
地盤の液状化リスク評価
地震や地震動強さを特定し、地盤の液状化の危険度(可能性、程度)を評価するサービスです。
津波リスク評価
津波被害についてもPML評価を実施することが可能です。
揺れ被害、液状化被害、津波被害の総合評価と津波被害の単独評価のいずれも算出することができます。
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