自動車事故防止

自動車事故防止モニタリングサービス

コンサルティング

概要

国土交通省が運輸事業者に対して安全管理体制をPDCAサイクルで継続的に改善することを求めた「運輸安全マネジメント制度」が開始してから10年以上が経過し、自動車事故件数や死傷者数は着実に減少しました。 
しかし、運輸事業者が運転者に対して行う運行知識や技量向上のための教育が不十分であったり、運転者の不安全行動などにより、今もなお社会的影響の大きい事故が発生しています。 
この背景として、安全管理体制構築のためのPDCAサイクルのうち、「Plan(計画)」・「Do(実行)」が実施できている一方で、「Check(評価・分析)」の取組みが遅れている事業者が多いことが指摘されています。SOMPOリスクマネジメントは、事業者の自動車事故防止施策が現場で適切に実施されているかを第三者の目線で評価・分析するサービスを提供しています。

サービス内容

本サービスでは、事故防止体制の定着レベルを測定するための手法として「従業員向けアンケート実施」「当社のコンサルタントの現場訪問」「事故防止に効果的な内部監査の実施に向けたブラッシュアップ」を切り口として次の4つのメニューを提供します。

 

従業員向けアンケート実施による事故防止体制の定着レベル測定 ・安全風土・文化測定サービス
当社のコンサルタントが現場訪問を実施することによる事故防止体制の定着レベル測定 ・点呼実施状況チェックサービス
・運転実態調査による事故防止プラン
事故防止に効果的な内部監査の実施に向けた支援 ・内部監査支援サービス

安全風土・文化測定サービス(全事業者向け)

自動車事故防止活動の取組みを推進する中で、安全施策の現場への浸透度・定着度の確認は重要です。 
本メニューでは、事業者の「本社」「現場管理者」「従業員(ドライバー)」の3つの階層に分けて、事故防止体制や活動に関するアンケート(40問程度)を実施・分析します。このように組織内での施策・取組みの浸透度・定着度を、階層間ごとに把握し、そのギャップを可視化することで、施策のより効果的な取組みへとつなげることができます。

点呼実施状況チェックサービス(運輸事業者向け)

当社のコンサルタントが事業者の点呼実施状況をモニタリングし、法令に則った自動車事故防止、あるいは未然防止効果が見込まれる出発前点呼を実施するためのヒントを提供します。具体的には、理想的な点呼と事業者の点呼の比較により、安全管理で不足していると思われる点、改善すべき点についてご提案し、実効性のある点呼の執行方法についてアドバイスします。

運転実態調査による事故防止プラン(運輸(路線バス)事業者向け)

当社のコンサルタントが実際に事業者の路線バスに乗車し、安全な運行に必要な運転のポイントや安全施策の定着状況を調査してレポートを作成します。その後、当社のコンサルタントがレポートに基づき、事故防止に関するアドバイスをし、今後の乗務員教育に活用することで事故削減を図ります。

内部監査支援サービス(全事業者向け)

当社のコンサルタントが、事業者の自動車事故防止につながる内部監査員の養成のためのスキルアップ研修を行います。また、実際に事業者の内部監査に立ち合い、事故防止に関わる有効性を高めるアドバイスを行います。 

(1)内部監査員実践研修(1日研修) 
内部監査員に必須なスキル(不具合等を探し、その理由・内容を説明する、不具合等を記録する)の習得について、ケーススタディ・内部監査ロールプレイ、グループディスカッションを盛り込んだ研修を実施します。この研修を通じて、内部監査をする際の課題を予め認識するとともに、事故(トラブル)削減につながる有効性監査のあり方を体験します。 

(2)内部監査立会支援メニュー 
当社のコンサルタントが事業者の内部監査に立会い、内部監査員の質問の仕方、不適合の判定、サンプリングの仕方などについて改善点を抽出し、「改善提案書」を提出します。これをご覧いただき、今後の内部監査員のレベルアップや運輸安全マネジメントの改善を図ります。

サービス料金

自動車事故防止モニタリングサービスに関する料金はお客さまのご用命により異なります。 
詳細については、以下のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

パンフレット

自動車事故防止に関するサービスのお問い合わせ

03-3349-5435

営業時間:
月~金 10:00-17:00
(年末年始、土日等を除く)


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