環境

BELS取得支援業務

コンサルティング

BELS(建築物の省エネルギー性能表示制度)の概要

BELSは、建築物の省エネルギー性能の評価及び表示について、評価機関が公正かつ的確に実施することを目的とした、「建築物エネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」に基づく、建築物の省エネ性能表示のガイドライン等で規定されている第三者による評価制度です。

評価は、エネルギー消費量の削減率の多段階評価となり、国が定める省エネ基準からどの程度消費エネルギーを削減できているかを見る指標(BEI)を、星の数で示しています。再エネ設備の有無に関わらず非住宅の場合は「50%以上の削減率」を上限とした7段階評価になります。省エネ基準は削減率0%以上(又は1)で達成、誘導基準は削減率20%以上(3)で達成となります。

 

※大規模非住宅の省エネ基準は、工場等:25%以上削減、事務所等・学校等・ホテル等・百貨店等:20%以上削減、病院等・飲食店等・集会所等:15%以上削減で達成。

出典:国土交通省HP「建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」

BELS評価の現状

BELSの取得件数は増加傾向にあります。BELS取得は、不動産運用会社やファンドのESG配慮を評価する「GRESB 」という国際的な指標で加点対象となります。この加点は、投資家からの評価を高める要因となります。

出典:(一財)住宅性能評価・表示協会HPを元に当社作成

サービス内容

お客さまが保有する物件の中からBELSにおいて、高評価を取得できる可能性の高い物件のスクリーニング、省エネ計算 及び申請書類作成、評価機関からの質疑対応、最終的なBELS取得までワンストップでご支援いたします。

 

ステップ1

●対象物件スクリーニング

お客さまが保有する不動産物件を簡易評価し、高評価が期待できる物件を抽出します。

ステップ2

●評価機関への申請代行

①申請書類、必要資料一式を作成し、評価機関へ代理で申請いたします。

②省エネ計算が実施されていない場合は、当社にて計算いたします。

※非住宅で、延床面積2,000㎡以上の建物は2017年4月以前、300㎡~2,000㎡未満の建物は2021年4月以前に竣工の場合、
 省エネ計算が実施されていない場合があります。

 ■ご予算や目的に応じて以下からお選びいただきます。

  • モデル建物法:標準入力法とは異なり、室単位ではなく建物全体として主たる建材や設備機器仕様等を入力して行う省エネ計算方法で、省エネ計算に使用するプログラムへの入力は標準入力法と比較すると少ない手間で行えます。簡略化されている部分については、省エネ計算を行う建物と同一の用途のモデル建物の数値がプログラムにより自動で採用されるため、省エネ計算結果としては標準入力法よりもやや低くなる傾向があります。複合用途の場合は、用途ごとに省エネ計算が必要です。BELS評価機関による評価料金は標準入力法と比べ低く設定されています。
  • 標準入力法:建物の全ての室ごとに床面積や建材、設備機器仕様等を入力して行う省エネ計算方法で、省エネ計算に使用するプログラムへの入力に手間がかかります。省エネ計算結果としては、モデル建物法よりもやや高い結果が出る傾向があります。BELS評価機関による評価料金はモデル建物法と比べ高く設定されています。

③評価機関からの質疑対応等、BELS取得完了までに必要な業務を弊社にて実施いたします。

●ZEB取得に向けたご提案

現状の省エネ計算結果から、ZEB取得に向けて必要なご提案等もいたします。

コンサルティング料金

 

金額等

【1】対象物件スクリーニング

30万円(税抜)~
※スクリーニング対象の物件数により変動

10件~

【2ー1】BELS取得申請代行
省エネ計算実施済みの場合

30万円(税抜)/1件~
※評価機関による評価費用は含みません。
建物規模、用途、省エネ計算実施時の資料の有無等により 見積もりいたします。

【2ー2】BELS取得申請代行
省エネ計算未実施の場合

モデル建物法(前掲):60万円(税抜)/1件~
標準入力法(前掲):100万円(税抜)/1件~
※評価機関による評価費用は含みません。
省エネ計算方法、建物規模、用途、省エネ計算に必要な資料の保有状況等により見積もりいたします。

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