不動産リスクソリューション

4 コンサルティング 建物コンサルティング

コンサルティング

遵法性や劣化程度、将来の修繕費用など
多角的見える化戦略的
不動産ビジネス貢献

Solutions ‐ソリューションズ‐

Details ‐ソリューションの詳細‐

4-1 建物遵法性コンサルティング

概要

建物の防火や避難に関する基準は、建築基準法、消防法などにより規定されていますが、竣工後の増改築や、維持管理の状況によって、これらの法令に適合していない部分が生じている可能性があります。
災害時等に建物の本来持つべき機能が適切に働くよう、建物を適法な状態に維持することが非常に重要です。

また、近年注目度が高まっている企業のコンプライアンス対策としても、建物遵法性の把握は非常に重要な意味を持ちます。

SOMPOリスクマネジメントでは、現地調査および書類調査により、建築基準法などの建物関係法に対する適合性を評価します。
コンプライアンス観点での物件の調査やREIT・ファンド向けのアドバイザリー業務にも対応します。

遵法性コンサルティングメニューの一例

全施設の基本情報収集・整理

調査用チェックシート作成

調査ガイドライン作成

調査方法説明会の実施

調査結果の整理・分析

その他お客様のご要望に応じたオプション

事例

保有不動産のコンプライアンス対策

企業が保有する建物について、その遵法性を調査し、違法となっている部分を是正することは、ESGやCSRの観点からも、企業のコンプライアンス対策上、非常に重要な取り組みと言えます。
保有不動産のコンプライアンス対策として、建物調査グループでは以下実績があります。
 a.国内メーカーの大規模な工場サイトにおける遵法性調査
 b.自動車ディーラー全国500店舗超における、遵法性調査のためのチェックシートおよび調査ガイドラインの作成、
  法適合状況の分析・評価

 

チェックシートによる遵法性調査の流れの例

step1

SRMにて、[チェックシート]及び[調査ガイドライン]を作成

step2

各店舗担当者にて、[チェックシート]を用いた自主調査を実施

step3

SRMにて [チェックシート]を回収、法違反の可能性の有無や傾向等について分析・評価

4-2 建物劣化状況調査+修繕コンサルティング

概要

建物の劣化を放置することにより、適切な修繕を実施した場合に比べ、より多額の修繕費用が必要となる場合があります。
現地調査結果に基づき策定された適切な修繕計画は、将来的に必要となる建物の維持管理費を検討する際の基礎資料となり、企業経営やCRE戦略*1にも影響を与えます。

また、投資用不動産やM&Aに伴って不動産を取得する際にも、対象となる建物の将来的な維持管理費の把握は非常に重要です。

SOMPOリスクマネジメントでは、現地調査において目視による調査を基本とし、状況に応じて指触・打診等による判断を行い、建築・設備の劣化状況を確認し修繕・更新の緊急度を評価の上、修繕・更新履歴を踏まえて長期修繕計画を作成します。

*1:CRE戦略とは、企業不動産について、「企業価値向上」の観点から、経営戦略的視点に立って見直しを行い、不動産投資の効率性を最大限向上させていこうという考え方(引用:CRE戦略実践のためのガイドライン - 国土交通省)

4-3 建物バリアフリーコンサルティング

概要

バリアフリー環境の創出には、バリアフリー法等への適合だけでは十分とはいえません。

SOMPOリスクマネジメントでは、法令への適合性を判定するものではなく、全ての建物利用者が安心・安全・快適に利用できる建物環境の整備を支援する、という視点で、一級建築士などが様々な対象者にとってのバリアフリー状況を調査の上、評価を行います。
災害時の避難行動や安全確保という視点で、対策の優先度などを評価した報告書を作成します。

 

多機能トイレの改善提案のイメージ

4-4 不動産鑑定/経済的調査

概要

不動産の市場調査に基づいた適正な経済価値を評価し、社会的資本である不動産の有効活用の支援を行います。不動産鑑定士だけでなく、建築エンジニアの知見も活かした鑑定評価が可能です。

不動産鑑定(経済的デューデリジェンス)とER(物理的デューデリジェンス)を一括発注した場合の流れ

不動産(デューデリジェンス)に関するサービスのお問い合わせ

03-3349-4320


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