ESG経営・情報開示

サステナビリティ/ESG/CSR経営戦略策定コンサルティング

コンサルティング

概要

グローバリゼーションが進展し、企業活動や市民の生活において、国境を超えた相互依存が強まるなか、気候変動・生物多様性、貧困、人権といった、1つの国や1つのセクターだけでは解決できない課題の解決のため、企業が積極的に課題解決に取り組むことが求められています。
そうしたなか、2010年(平成22年)11月、国際的なルールの1つとして、組織のSR(Social Responsibility-社会的責任)に関する国際規格「ISO 26000」が発行されました。
この発行に伴い、CSR(Corporate Social Responsibility‐企業の社会的責任)推進に積極的な企業においては、ISO 26000に基づき、既存の取り組みや課題を整理し、ISO 26000の枠組みを参考にしたCSRレポートを発行する動きが出始めています。今後、国内外の企業においてISO 26000に基づくCSRの取り組みが進展していくことで、ISO 26000がCSRのソフトロー(拘束力が緩やかな共通規範)として、企業経営に影響してくることが予想されます。
SOMPOリスクマネジメントは、このような状況を踏まえ、ISO 14001などマネジメントシステム構築の一環として既に実施しているCSRマネジメント態勢構築支援の実績や、CSRおよびSRI(Socially Responsible Investment-社会的責任投資)に関する研究成果をもとに、ISO 26000に基づくCSR経営戦略策定を支援します。

サービス内容

本サービスでは、ISO 26000に基づいたCSR現状分析、ステークホルダー調査/分析、企業価値向上に有効なCSRファクター抽出とCSRマーケティング基本方向性の策定、マテリアリティ分析、CSR行動計画策定支援、CSRマネジメント支援などのCSR態勢構築支援から、個別課題の解決支援まで、トータルでCSR経営をサポートいたします。

サービスの流れ

ステップ1

  • CSR現状分析
    当社が独自に開発し、駿河台大学の水尾教授に監修いただいたISO 26000に基づく「CSR現状分析シート」を用いて、企業のCSRに関する現状の取り組み状況とISO 26000において推奨されている取り組み事項を照らし合わせて診断します。
    「CSR現状分析シート」は、ご希望のお客様に配布しております。チェック項目に回答いただきますと、当社にて回答内容を分析し、下記のようなレーダーチャートを作成してお送りいたします。ヒアリングも含めた詳細分析も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

    〈アウトプットイメージ(レーダーチャート)〉

ステップ2

  • 企業価値向上に有効なCSRファクター抽出とCSRマーケティング基本方向性の策定

    CSR現状分析やステークホルダー調査/分析を基に、企業価値向上に有効なCSRファクターを抽出し、CSR活動を通じたマーケティングの基本方向性の策定を支援します。

  • マテリアリティ分析

    企業における持続可能性の観点から取り組むべき課題の重要度(企業としての重要度)やステークホルダーが企業に期待する取り組み課題の期待度(ステークホルダーの期待度)などを踏まえてマッピングし、貴社にとっての重要課題(マテリアリティ)の抽出を支援します。

ステップ3

  • CSR行動計画策定

    CSR現状分析やマテリアリティ分析の結果、理念やビジョンとの関連性、課題の実現可能性、業界動向等を踏まえ、貴社が優先的に取り組む重点課題を明確化することで、CSR戦略やCSR行動計画の策定を支援します。

  • CSRマネジメント

    CSR経営戦略を全社員が認識し、これを確実に推進・実践できる推進体制として、CSRマネジメント態勢の構築を支援します。既存のISO 14001やその他の経営管理の仕組みの中に一体化します。

  • 個別課題解決支援
    CSR経営を推進するために必要な、以下のような個別課題の解決を支援します。
    • ERM
    • 危機管理対応
    • BCP
    • 苦情対応
    • 評判(レピュテーション)
    • コンプライアンス
    • カーボンマネジメント
    • 生物多様性保全 等

パンフレット

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