リスクマネジメント

海外リスクマネジメント体制構築・運用

コンサルティング

概要

日本企業の海外進出が加速するなか、海外リスクマネジメントの必要性が高まりつつあります。海外には、事業の安定的な継続を阻害するようなリスクや、駐在員や出張者の安全を脅かすリスクが多岐にわたって存在します。海外進出企業は、いつ顕在化するかわからないリスクに迅速に対応するため、平時から海外拠点のリスクを把握、管理し、危機に備えるためのリスクマネジメントに取り組むことが求められます。
SOMPOリスクマネジメントでは、進出の段階や形態に応じた海外リスクコンサルティングサービスを提供し、グローバル企業のリスクマネジメント活動をご支援します。

海外拠点のリスクアセスメント(国内本社/海外拠点)

海外で事業を展開するにあたっては、事業を阻害するリスクを拠点ごとに把握することが重要です。当社では、新興国をはじめとする海外の国や地域において、アンケートやワークショップ、ヒアリングなどを通じて業種・業態に応じた拠点固有のリスクを洗い出し、評価します。ご要望に応じて、拠点ごとのリスクマップを作成することも可能です。また、リスク評価結果を踏まえ、各拠点が主体的に取り組むべきリスクの特定やリスク対策計画の策定についても、専門的な見地からご助言します。

海外リスクマネジメント体制構築支援(国内本社/海外拠点)

グローバル企業としては、日本本社が海外リスクをどのように管理していくのか、その体制を整備することが求められます。また、海外リスクマネジメント活動を効果的かつ効率的に推進するためには、「海外リスクマネジメント規程」や「海外リスクアセスメントマニュアル」を作成し、国内本社および各海外拠点におけるリスクマネジメント活動のあり方やリスクアセスメント手法、リスク対策計画の運用などについて明文化しておくことが必要です。当社では、体制の構築・運用に加え、規程やマニュアル類の作成もご支援しています。

海外拠点の経営リスク診断(海外拠点)

GRCとは、ガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの略であり、統合的なリスク管理を行うための視点です。海外拠点の事業活動についても、G(ガバナンス)・R(リスク管理)・C(コンプライアンス)の各視点から診断して統合的に把握するのが効果的です。当社では、専門家と連携し、GRCのそれぞれの視点から海外拠点のリスクを診断します。拠点の規模・数や懸念事項を踏まえ、段階的に、または対象を絞った診断も可能です。

アドバイザリー

企業のリスクマネジメント活動では、"迅速"かつ"的確"な活動の推進が求められるため、継続的に外部専門機関を活用されるケースが増えています。当社では、「アドバイザリーサービス」により、皆さまのニーズにお応えしています。本サービスでは、貴社の海外リスクマネジメント活動や体制構築・運用に係るアドバイス、関連する参考情報や資料などを適宜ご提供します。また、メールや電話での対応に加え、定期的な訪問による情報交換を通じて、海外リスクマネジメントの着実な推進をサポートします。

情報提供

損害保険ジャパンでは、企業のみなさまに海外のリスクや世界の最新情勢を効率よく把握していただけるよう、海外リスク情報サービス損保ジャパングローバル・インテリジェンス」、世界中の自然災害リスク情報を自ら効率よく把握できるグローバルリスク情報サービス「リスク管理システム SORA ONE 2.0(e-GRIP)」など、各種情報提供サービスをご用意しています。

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